SERVICE

電線共同溝

事業内容

電線共同溝

電線共同溝は、歩道空間を狭くする電柱、空中に張り巡らされた電線類等を地中に埋めることにより、安全快適な通行空間の確保、道路標識の視認性の改善、良好な景観・住環境の形成、災害の防止、ライフラインや情報通信ネットワークの信頼性・安全性の向上に資する効果があります。

  • 整備前

  • 整備後

業務の詳細

電線共同溝整備の目的

電線共同溝整備の目的は、
以下の3点です。

  • 1
  • 2
  • 3

電線共同溝予備設計

予備設計業務では、マニュアルに基づき現地調査を行い、道路幅員や周辺施設の状況を確認します。その上で、電線共同溝の概略位置や規模、工法の検討を行い、関係機関との協議を踏まえつつ、他企業埋設管との占用位置の調整を実施します。さらに、詳細設計に必要な基礎資料を取りまとめるとともに、概算工事費の算出を行います。

電線共同溝詳細設計

電線共同溝詳細設計

電線共同溝の詳細設計業務では、予備設計の内容を踏まえてさらに詳細な設計を行います。電線共同溝の構造寸法、管路の配置、特殊部及び地上機器の位置、施工方法を確定し、他企業埋設管との占用位置の調整を行います。関係機関との協議も継続して実施し、施工計画の立案を行った上で、工事発注図書を作成します。あわせて、建設負担金徴収のための整備計画書(案)の作成も行います。

無電柱化推進計画の策定

無電柱化推進計画の策定

無電柱化推進計画の策定業務では、マニュアルや関連資料に基づき、無電柱化の必要性や整備方針を整理し、対象路線を交通量、防災性、景観などの観点から選定します。具体的な整備箇所や整備手法、事業の進め方、概算事業費、スケジュールを検討し、無電柱化推進計画(案)を取りまとめます。その後、パブリックコメントを実施して意見を募集し、必要に応じて内容を修正のうえ、計画を正式に公表します。

低コスト化手法の検討

低コスト化手法の検討

電線共同溝における低コスト手法の検討業務では、国土交通省のガイドラインやマニュアルに基づき、コスト縮減を目的とした手法の調査・検討を行います。具体的には、浅層埋設工法や小型ボックス、地上機器の集約化などの適用可能性を検討し、対象路線の条件に応じた最適な整備手法を選定します。さらに、施工性や維持管理性、関係機関との調整の容易さも考慮し、低コスト化に向けた整備計画案を取りまとめます。

主な事例実績

国道246号電線共同溝詳細設計業務委託

発注者 国土交通省
実施期間 平成16年7月7日~平成17年10月31日
概略 国道246号における電線共同溝詳細設計業務(L=2.85km)

環状2号線電線共同溝詳細設計委託

発注者 横浜市道路局
実施期間 平成24年8月20日~平成25年3月19日
概略 環状2号線における電線共同溝詳細設計(L=2.3km)

電線共同溝補足設計

発注者 東京都建設局
実施期間 平成20年11月10日~平成21年3月27日
概略 電線共同溝設置工事の積算業務委託

無電柱化整備予備設計

発注者 東京都港湾局
実施期間 令和元年6月25日~令和2年3月13日
概略 大井地区における電線共同溝予備設計(L=7.27km)

無電柱化推進計画策定業務委託

発注者 稲城市
実施期間 令和4年5月6日~令和5年3月24日
概略 計画的に無電柱化を推進するため計画策定(市内全域)

電線共同溝基本設計委託業務

発注者 東京都都市づくり公社
実施期間 令和5年7月19日~令和6年2月29日
概略 土地区画整理地内の電線共同溝予備設計(L=0.99km)

駅前広場電線共同溝詳細設計業務委託

発注者 桶川市
実施期間 令和4年7月1日~令和5年2月28日
概略 駅前広場おける電線共同溝詳細設計(L=277m)